コンピュータを始めて間近に眼にしたのは1981(昭和56)年31歳の時になる。当時務めていた印刷会社の社長が51歳という年齢の割に新しもの好きで、その頃おそらく1千万超はしただろう、オフコンを導入したからだった。好奇心旺盛な31歳そこそこの若者(?)は大いに興味を持ったが触る事など出来なかった。一枚1万円もする2Dの8インチフロッピーディスク(容量は128KB)、推測するにクロック4Mz程度のCPUで8ビットか16ビットで動いていたのだろう。

暫くして、近所のディスカウントショップのチラシに、7,000円でコンピュータを発見した。ポケコンである、メモリは2KB、CPUはおそらく自社製だと思う、ディスプレイは電卓と同じ液晶で12桁程度で1行、英数カナのみ表示…。なけなしの小遣いをはたきそれを手に入れ、大人の指では実に押しにくい小さなキーを相手にROMBASICに取り組んだのが、私のコンピュータ歴の始まりである。左の写真は二代目液晶は二行になっている。

写真説明
サイズはA5、感熱紙のプリンターと、ミニカセットのデータコーダー付き、メモリは10K

その頃は、パソコン・マイコン・オフコン・ミニコン等、大型汎用コンピュータと一線を引いて、その使用目的や機能により多くの呼び方があり、とりわけマイコンが自動車や電気製品等の生活用品に使われていたが、パソコンといえども数十万〜百万円を超すシロモノであり、アプリケーションも、ワープロ、表計算、データベース等あったが6万〜十数万円、1.5リッターの普通乗用車が80万〜120万円程度、郊外の一軒家が1,500万円〜だった事を考えれば非常に高価なものであったことがわかる。

かのビル・ゲイツが世界制覇にのろしを揚げ、IBMがパソコン市場の覇権をもくろみ虎視眈々と動き始めた頃である。日本では、日本電気(NEC)とシャープがパソコンで先行するが、やがてPC-9800シリーズをもって日本電気が日本のパソコン市場をほぼ独占することになる。やがて、オイルショック・為替相場の自由変動制・バブル景気とこの20年間で大きな変動があり、通信・情報の進歩と相まってコンピュータを取り巻く環境は日々(正に日々)その姿を変えていくのである。

印刷業界もコンピュータの波に覆われ行くことになり、特に私が携わった部所は著しく変化することになり、積極的にコンピュータに取り組んだ。「私の知っているパソコンの話」と題して、この20年間で私が見たもの、経験した事、聞いた事などを出来る限りここに書きためて行きたいと思う。

2000年11月16日(木)

<補足>

 「最初にこのホームページを立ち上げてから、10年目にリニューアルしました。当時の資料を殆ど処分した関係で、いろいろサイトを回り、資料を探したところ、快く承諾を頂きました。その際シャープ博物館の”Oh!石”様より、ご丁寧なご指摘や、ご指導をいただきました。細かい内容について私自身の認識不足や、思い違いが有ったものと思いますが、当時の認識について記述させていただくと言うことで、客観的な事実を除き、あえて訂正せずにおかせていただきます。改めて Oh!石 様には感謝してお礼を申し上げます。

2009年04月」

目次

ローカルエリアネットワーク
自作パソコン
WindowsかMacintoshか
BBSパソコン通信
圧倒的なPC-9800シリーズ
PC98神話を崩したDOS/V
フォント

フリー&シェアサイト

k本格的に無料ソフト
Vecter
窓の杜
フリーソフトNAV

便利なフリー・シェアソフト

フリー・シェアのソフトウェアで私が活用している優れものを拾い上げてみた。結構、パソコンライフを快適にしてくれる。フリーとは無料で使えるもので、シェアとは料金では無いが少額のライセンス料を負担して使用するものである。フリーソフトサイトも幾つかあるが、GoogleやKingSoftoなど広告をつける事で無料のソフトを公開して要る所もある。フリー・シェアのソフト物色するだけでネットをさ迷うのも結構楽しいものである。フリーと言えどもかなり高度なものが多いし、作者の思い入れがあって便利でむしろ使い易かったりする。これらは個人の責任に基づいてモラルを守り使用することを求められます。

■秀丸エディッター(テキストエディッター)

Windowsのアクセサリに附属のメモ帳やワードパットの親分みたいなソフトでテキストのみを使用する場合文字を処理する最小限の機能のほか検索・置換マクロ機能は強力、使い勝手はカスタマイズが出来、ワープロより便利である。そのデータは、殆どのソフトウェアで利用できる。入力した文章を複雑な編集ソフトで加工したり、HTMLやプログラムの編集にも使用した。かれこれ20年位使っている。
秀丸メールと込みで4,200円
http://hide.maruo.co.jp/

■JWCAD(図面作成)

図面などを画くためのソフト、本格的なもので、建設関係の技術者が自分たちで使うために開発されたと聞く、その為専門家からも高い評価を受けている。ペンを使う自動作図機が全盛時代でもあり出力にその名残はあるが、現在の出力機にも対応している。AutoCADやEPSなどとのデータ互換は取られている。秀丸同様長いこと使っている。
窓の杜などからも入手が出来る
http://www.jwcad.net/

■MKEditer(テキストエディッター)

使用したことが無いので詳しくは分からないが、テキストエディッターとしては、フリーソフトではあるが、十分な機能を持っていると思われる。何かのきっかけで、たまたま落としたと思う。
http://www.mk-square.com/

■GW2(壁紙チェンジャー)

システムで壁紙を指定するのには、WindowsのフォルダにBMP形式の画像を入れて行うが、JPG形式の複数の壁紙が入ったフォルダを指定して、ワンタッチで交換出来る。交換するタイミングも指定でき、スタートメニューに入れておけば自動で切り替えてくれる。私はフォルダに100枚程分類し、ディスクトップにショートカットを置き、気分で切り替えて使っている。
Vectorよりダウンロード
http://www.vector.co.jp/

■GoogleEarth(立体地図)

衛星写真を元に世界中の地図を提供し、住所や駅名などで詳細な検索も出来る、本格的なソフト、3Dソフトで作ったビル等を配し、360度鳥瞰できる。日銀が上から見ると円の文字に見えるのは、有名な話である。店舗等の検索等で広告収入を得ている。一日眺めていて飽きない。また、地図上を歩き回るグーグル・ストリートビューも面白いソフトである。

■MD電卓

アクセサリーに電卓は付いているが、でかくなるので、老眼の進んだ身にはうれしい。関数と日数計算と切り替えて使える。ただ計算結果をクリップボードに写せないのが残念である。日数計算では誕生日で干支は勿論その日の曜日まで知ることが出来る。

■KingSoftAntiVirus(ウィルス対策)

アンチウィルス・ファイヤーウォールにシステムを点検するソフトがセットに成っている。今のところ問題は起こっていないし、そのような話も聞かない。有料にすると広告が表示されないとの事であるが、個人で使っている分には気にならない。むしろ慎重過ぎる感がしないでもない。
http://www.kingsoft.jp/

■MFCLOCK(カレンダー・他)

カレンダーの他、100項目のメモ帳、時・日・週・年毎の予定表、日記、アラーム等多機能で使い勝手も良い、祝祭日もカスタマイズ出来る等柔軟性も良い。時計も付いている、指定した時間でNet上で取得した時間で内部時計を合わせるので、正確な時間を得られる。常駐させても気にならないし、透明モードにすれば下が見えるが、操作が細かくなるので普通にしている。

■ClockX(時計)

アナログの時計、サイズと数あるデザインが選べる。カーソルを乗せると透明にすることが出来るので、邪魔にならない。ディジタル時計だけで良ければ、MFCLOCKだけで十分だが、人間が古くなるとアナログが無いと不安なのは仕方が無いと思っている。

■アイコンぱくら(アイコンエディター)

オリジナルのアイコンを作る。自分で理解しやすいものに変更したり、テーマを持って飾ったりするのも楽しい。作画機能も付いていて、エディッタ上でも作れるが、使い慣れたものを使って作り、最後にICONにした方がやり易いようである。私はフォトショップやコーレル、デジカメ等を使用している。ちなみに左の絵は皆藤愛子さんをyahooの画像から落としたものでゲームのショートカットが入っているフォルダに使っている。

■囲碁・将棋・麻雀


無料ゲームも探せば結構あるもので、内容も本格的で結構遊べる。

■EasyPhotPrint

フリーソフトということで提供されている訳ではないが、CANONのプリンターについているユーティリティで、トリミングやレタッチ等が出来、はがきや写真を簡単にプリントする。CANONのドライバーサイトからダウンロードできる。