システムの再インストール事件
始まりはテレビが映らなくなったことで これが2度目の時だった 1回目はドライバーを入れ直したら復旧した それから数週間して再度映らなくなってしまったのである パソコン本体はドスパラで購入した Pentium Dual CPU E2180 2.00GB RAM WindowsXP Home Edition V2 SP3 どこにでもあるごく標準的な物に 地デジチューナーDT-H10 PCI(BUFFALO)を取り付けていた これ以外にも多々気になることもあり MicroSoftを始めメーカーやベンダーとのやり取りもしながら動かしていたが いよいよSYSTEM(XP)の上書きを試みるべきとの一代決心をした 98時代にはOSの上書きは思い立ったら結構やっていたが XPはCDを入れセットアップを試みると「新しいバージョンのウィンドウズが入っている 本当に上書きするのか」と聞かれるに至ってはつい慎重になり躊躇をしてしまっていたからである
どうしても残したいデータをDVDに焼き込み 準備を整え電源を落として それからSYSTEM(WindowsXp)のCDを入れ電源を入れた BIOSが立ち上がるとCDからの起動をさせるタイミングでENTERを押すと WindowsSetUp が始まる様になっている「新しいシステムの導入」と「古いシステムの修復」とが選べる様になっていて 当然の様に「修復」を試みる事にした これで目的が達せられればこれに超したことは無い事である コンピュータは現在のデバイスや環境の状態を暫くチェックし それらを一時ファイルに保管し CDから必要なファイルをコピーした後 再起動をして環境をリカバリーをした ここまでかれこれ1時間の行程である そこで 再起動したコンピューターは ロゴマークを表示した初期画面に「暫くお待ちください」の思わせぶりな文字を残し止まってしまった 5分や10分は待っても当たり前と 何とも思わなかったがこれが一時間ともなると流石におかしいと思った「いつまで待てばいいの?」などとパソコンに向かって冗談を呟きながら再起動をしてみることにした するとDOSは何らかのチェックを延々と初め 数十分後に「原因不明のハードエラー」と言い残しやはり止まってしまった もうどうにもならず 初めからやり直した 全く同じ行程を繰り返しながら最初はPC-MV1TV/PCI(BUFFALO製のアナログTVチューナー)をロゴテストに合格していないとのメッセージを無視したが これを含め全て忠実に指示を守ることとしてより慎重に進める事としたが 再び同じ時間を経て全く同じ結果を得たのである 今度は待つこと無くリセットをしたが グラフィックボード以外で増設したボードやメモリ LANを初め周辺機器を全て外して試みる事とにした が何ら変わることは無かった
"かくして3度目は 最後の手段として「新しいシステムの導入」を選び再インストールをすることとしたのである 「パーティション」などと懐かしい言葉が出てきた かつてはDOSが管理できる記憶媒体の容量には制限が有り 大容量のハードデスクなどは中をその管理出来る容量に区切って使っていたのである そこでシステムは「C:\」データは「D:\〜」などと分けていたことを思い出したりもしていたし これはこれで考え方では便利に使えるかもしれないと思いながらも全フォーマットからスタートしなければならなかったのである ここからはある意味簡単である何も考えることは無い 考えても仕方が無く開き直るより方法は無いのである 手順に従ってやはり小一時間の後 無事に再インストールは終わり 何もないWindowsXpが立ち上がったのである 24インチワイドのディスプレイに800ドットの草原の壁紙が映し出され ほのかにここ数年に渡り築きあげたきたひとつの世界が無残にも消滅してしまったのである 確かにこの小さな箱には計り知れない「夢」や「希望」そして「誇り」「満足」「喜び」などとてつもなく大きなものが詰まっていたことを改めて感慨させられたのである それでもやることは山積みである優先順位をつけて始める事にしたが忘れていることも多く 何より初めての事も多く七転八倒しながらの一週間をはらはらドキドキで暮らすことになった 同時に便利なっていたことに頼って怠けていた事を知ることにもなるのである。
最初のつまずきは「音」である 本来コンピュータに音はいらないなどと息巻いていた基本的にシステムの音はうるさいだけで全て消してあるが 懐かしのVENTURSを楽しむべくオーディオ機器としては見事に愛用していたのである ボリュームコントロールをどう動かそうにもウンともスンとも言わない 勝手にWindowsは何でもやってくれるものと信じていたこともあり 意気消沈落ち込んでしまったが 「REALTEK」という音に関するコントローラが付属していたことを思い出したのである イコライザーや音響システムのコントロールをするやつで 購入時にDVDプレーヤーと一緒にプレインストールされているおまけのデモ商品位にしか考えていなかったが これが関係有るかと思い添付されたCDを探したがどこにも見つからないのである ちなみに添付されていたCDは「1.WindowsXp」「2.PC-Doctor」「3.FOXCONN」「4.LG DVD Writer Solution」の4枚である 1.はWindowsのシステム 2.はPCのハードを点検する検査プログラム 3.はマザーボードに組み込まれたBIOSのでボードのメーカーのもので 4.はDVDディスクプレーヤーのメーカーのものである そこで「REALTEK」の文字をこれらから手当たり次第に探した結果 3.のBIOSのCDに見つけた時は意外であったが 後に冷静になって考えると 実に当たり前の事であり メーカーのプレインストールに踊らされて自分のパソコンを勝手にいじられたくない「ひがみ根性」がそうさせていたことに気が付かされたのであった 「REALTEK AUDIO」をインストールして「音」が動きだした。
メールやGyaO!が先であって 音を最優先にした訳では無い同時進行のつもりで居たが どちらも不都合が生じていたのである ネットはOCNからの簡単接続のツールCDが有り多寡をくくっていた事もありまず最初に「音」に対処した いよいよ「ネット」である 簡単CDをディスクに入れプログラムを始めてのであるがシステムチェックでイーサネットの規格が合わないと拒否されてしまったのである やむなく解説本を読みながら手動で開通を図る事にして あの手この手で悪戦苦闘したがうまく行かず 夜が明けてしまった OCNに連絡をし解決策を訪ねる事にした 電話で2・3の確認の後「デバイスが外れている」との指摘を受けやっと納得をすることが出来た つまり必ずWindowsで全てのデバイスドライバーを提供している訳では無く少なくても「音」と「ネット」は用意され居なかった訳で ボードおよびBIOSのメーカーである「FOXCONN」が用意した仕様に基づきCDにそれらは入っていた 「ひがみ根性」の独りよがりが悲劇を生んだことを反省しCDに収まっていたそれ以外のドライバー類を全てインストールすることとした 結局何もしないで「ネット」は繋がったのである
次に挑んだのがセキュリティとメールアカウントとFTPの設定で有るがセキュリティがどうもうまく行かない「Microsoft Security Essentials」をダウンロードして使う予定で有ったが「Microsoft.NET Framework 3.5 SP」が無いのでインストール出来ないと拒否されてしまったのである 同様に「Internet Explorer 8」の導入にも手こずることになったが何とか訳もわからず結果的に導入することが出来てしまった そんなこんなで他の普段使うアプリケーションをインストールして以前のように動かすべき準備をしたが どうにもうまく行かなかったのである GyaO!の視聴が出来ない 定期的に録画していたTV番組のそれも出来ない AdobeReader FlashPlayer AIR Microsoft SilverLight 等々ダウンロード出来ないそれらの重要性が解っていなかったのである…半ば諦めてしまったが どうも焦っていたことが良くないらしいと原点に戻ることにした。
もう開き直るしか無いと改めて再再度「全フォーマット」からやり直すことにした 今度はじっくり構えての作業となった
ここまで来てようやく普通に動き出したのである 実に1週間近い時間を要したのである 全く完全に復旧したわけではないがこれで駄目ならもう諦めようと考えている この一連の作業をやってみて確かにここまで複雑では無かったが DOS時代もConfig.sysやautoexec.batなるもの操ってメモリドライバーやFEPディレクトリ・パス等色々やっていたのを思い出しのである ここ暫く怠けていたことを反省した次第であったが 正にこれは紛れもなく事件であった。
(2011年1月21日)